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BRIDGE

墾丁H會館 空中回廊 のデザインを担当しました。

空中にぽっかり浮かぶ橋を渡ると眼前に広がるのは絶景の海。

回廊の天井には、透明なアクリルの中に小さな貝殻を無数に埋め込んだHを象る照明が高さを変えながら羅列し、目の前の海へと導きます。
夕暮れから夜にかけては、両側のガラス窓に何十にも映り込んで一種、幻想的な光景を描きます。

日常をドラマティックにと換える仕掛けがこの空中回廊にはしてあります。


墾丁H會館 空中回廊

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2012.03.09 | コメント(0) | トラックバック(1) | 未分類

もっと、みんなと一緒に声を上げよう

東北地方太平洋沖地震において、被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
又、一日も早い復興をお祈りいたします。


あの日わたしとパートナーは、仕事をしていて、本当に何気なくSNSのサイトを覗いた時だった。
MIXIでの呟きが段々ざわざわと、大きくなって来ていて、何事かと思いネットでニュース、テレビでNHKを立ち上げた。
東北で地震が起きたということが分かった。それもものすごく大きな地震。
ずっと、開いていなかったメールを開くと東京に居る妹からメッセージが入っていた。
大きな地震が起きたんだけど、公園に避難したから大丈夫、そして、電話がつながらないから母に連絡を取ってという旨だった。
心臓が鷲掴みにされた様で、ニュースを見に行くと信じられないくらい大きな津波がすべてを飲み込んでいる最中だった。
泣きながら母に何度も電話をかけて、やっとつながった電話で妹たちの安否を伝えた。
それから、メールで何回もメッセージを送ったけれど、日本は混乱しているようで、返事は返ってこなかった。
妹たちに後で聞くと彼女たちもずっとメッセージを送っていたという。


それでも、その時はまだこんな状況になるとは思っていなかったのだ、誰も。
こんな風にあの一瞬ですべてが悲劇的に変わってしまうなんて事があるんだろうか。


あの日から、連日続くニュースや報道に打ちひしがれていた私だったけれど、日本の為に泣きながら祈る私に台湾の家族や友達、そしてFACEBOOKで世界中の友達が励ましてくれた。
その励ましをもらった時、泣き疲れた頭に突然大きく響いたメッセージがあった。それは、被災者は私ではないというもの。


そう、わたしじゃない。だから、出来る限りの支援を今すぐしなくてはならない。心から強く強くそう思った。


私の住んでいる台湾では日本の為にチャリティーを開き多くの人々が賛同して、義捐金を送ってくださった。
私達も募金をした。それでも、何かしたという思いには、まだなれなかった。
友達に連絡を取り合い、地元に被災者を誘致してもらえるよう、知事や県庁宛にメールを送ったりもした。
それでも、まだ何か足りないとずっと感じている。

きっと、今日本の多くの方々が同じような無力感を味わっているのだろうと思う。
個人の力は弱い。それでも、多くの人が支えあおうと出来る限りの支援をしている。
今、有事に傍観者では居たくないのだ。もっと、みんなと一緒に声を上げよう。

今までは、日本人であることに守られすぎてきた。
そこにある平和が素晴らしい時間だったなんて思ったりしなかった。
当たり前なんだと思って、ただ享受してきた。

わたしたちは、もう大人。
政治にも未来にも自分の意見を持ってぶつかって行かなければならない。
苦しいとき支援の手を差し伸べなければならない。
未来のある子供たちが、絶望して生きていくようなそんな社会を作り上げてはいけない。


もっと、みんなも声を上げよう。
そして、立ち上がって、自分に出来る最大の支援をし続けていこう。


2011.03.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 未分類

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プロフィール

DUMAS DESIGN STUDIO

Author:DUMAS DESIGN STUDIO
いずれもイタリア、スペインに造詣が深いデザインチーム。
インテリア、エクステリアの仕事をはじめ、家具や装飾品のコーディネート、デコレーションも行う。

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